織田博子個展「世界と豊島区を旅する」展(2022/6/29~7/10)@マンガナイトBOOKS開催しました | 織田博子(オダヒロコ)ポートフォリオ oda Hiroko portfolios

織田博子個展「世界と豊島区を旅する」展(2022/6/29~7/10)@マンガナイトBOOKS開催しました

展示趣旨

「世界家庭料理の旅」と題して世界各国を旅し、イラストやマンガを発表し続けてきた「食を旅するイラストレーター・マンガ家」織田博子。豊島区駒込在住のマンガ家です。

各国を旅してきたことと、豊島区で外国の文化や身近な面白い場所を見つけてきた織田。描くモチーフは違いながらも、「面白いものを見つけて、描く」ことは共通しています。

各国の文化と人間を活き活きと描いた「世界のおじちゃん」シリーズ、マンガ「世界家庭料理の旅」「女一匹シベリア鉄道の旅」「女一匹シルクロードの旅」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」の原稿、ローカルコミュニティペーパー「こまごめ通信」、豊島区をおもしろがる人たちのプロジェクト「池ブルックリン」、そして豊島区政90周年を記念して作成された豊島区の歴史の屏風絵を初公開します。…

2023年に作家デビュー10周年を迎える織田の作品が一堂に会しました。ぜひお誘いあわせの上、お越しください。

展示概要

開催期間:2022/6/29(水)~7/10(日)

平日 13:15~18:30
土曜・日曜・祝日 10:30~18:30

定休日:月曜

入場料:無料

色紙、グッズや書籍を販売します。

会場:マンガナイトBOOKS(東京都豊島区南長崎3-4-10 味楽百貨店 1階)

都営大江戸線 落合南長崎駅 徒歩7分
池袋線 ​​椎名町駅 徒歩13分
〔都バス23区〕池65、白61、練68 南長崎二丁目(バス)下車 徒歩3分
池袋駅西口から池11バス(時刻表)南長崎二丁目  (バス)下車 徒歩3分

イベント

●開催日時:2022年7月2日(土) 13:00〜15:00

これも学習マンガだ!交流イベント〜海外のことはマンガから教わった〜
「このマンガを読んで、海外に興味を持ったよ!」「実際に作品を読んで影響で海外にいきました」というお話をしませんか? コロナでなかなか海外に行けなくなった今こそ、マンガで海外を楽しみましょう。織田さんにもご参加いただきます。


●開催日時:2022年7月2日(土) 13:00〜15:00
●場所:マンガピット
●持ち物:海外に興味を持ったきっかけになった漫画作品(実際に持っていなくても作品が分かれば大
丈夫です!)
●参加費:1000円(ドリンク・お菓子付き)
※申し込み不要です
※詳細は「マンガナイトBOOKS」サイトにて公開します

イベントレポート

7/2にイベントを開催しました。

参加者の方々が愛を込めて語ってくださった作品は、「ベルリンうわの空」ドイツでの生活、「ターニャ」ミャンマーのゆるキャラマンガ、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」実は長野だけどドイツのような街並み、「レトロな日本を探し台湾」日本統治時代をたどるエッセイから自分のルーツを探す、「エロイカより愛を込めて」でトラファルガー広場に行った話(「聖地巡礼」のように、ブームになったそうです)、「トーマの心臓」でドイツ語専攻に行った話、「乙嫁語り」の中央アジアの民族衣装の美しさ、「トルコで私も考えた」で同じ体験をした話。

マンガ好きな皆様が語り合い、イベントが終わってもその語りが続く熱狂ぶりでした。

展示を終えて

たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

複製原画(photo by マンガナイトBOOKS)

作家デビューして来年で10周年を迎える節目として、今までの作品を展示できたことを嬉しく思います。

行った国・行ってみたい国をご来場者さんたちに貼ってもらいました

30歳の時にマンガ家デビューし、「40歳までの10年間で、10冊の本を出そう」と思って9年。

「女一匹シベリア鉄道の旅」「女一匹シルクロードの旅」「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余禄」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界を旅する母ちゃん こまごめで子育て」「こまごめ通信本①~③」を出版。37歳の時に目標を達成することができました。

作家生活を続けてくることができたのも、皆さんが本を読んでくださったおかげです。
「本を読んで同じルートで旅をしました」「こまごめの魅力を発見しました」「海外の国を身近に感じました」「食べ物がおいしそう」といった感想をいただきました。

好評だった「豊島区政90周年記念イラスト」

マンガを描くことはエネルギーのいる作業で、子育てしながらマンガを描いている時は、心が折れそうになることもあります。皆さんの声をいただくことで、作品を作る勇気と元気をもらっていました。

大人気だった「こまゴメスのぬいぐるみ」

豊島区と世界を旅する」というタイトルにしたのは、今まで世界の文化に触れ、その面白さをマンガやイラストで発信してきた活動と、地元の面白いところを再発見して発信している活動は、対象は違えど全く同じことをやってきたのだなぁ、と感じたからです。

「旅」とは、必ずしも遠くに行く必要はなく、日常のちょっとした延長の中にあるのかもしれません。

作家生活10周年になりますが、振り返ってみると結局「面白いものを人に伝えたい」という活動の軸は変わらなかったな、と思います。

これからも自分がおもしろいと思ったことをマンガやイラストで発信していけたらいいなと思います。

ご来場いただいた方、ありがとうございました。

また、個展を打診してくださったマンガナイトBOOKS 山内様、松尾様、スタッフの皆様にも。ありがとうございました。

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