2025/3/9 ラダックの料理イベントを開催しました。
講師は、NPO法人ジュレ―・ラダックのスカルマ・ギュルメットさん。日本語でラダックのお話を伺える大変貴重な機会となりました!


後ろの布は私の私物のカンタ刺繍のアートです

会場となったのはジュレ―・ラダックの本拠地である見樹院(東京都文京区)さん。
様々な国のNPOやNGOなどの団体がこちらでイベントを行っていることや、住宅と一体型となった姿が個性的なお寺です。
見樹院がめざす自然との調和、都市寺院として生産地との積極的なつながり、共同体運営による社会資本としての仏教寺院というコンセプトのもと、賛同する市民を募りコーポラティブ方式により、集合住宅を含む複合施設の伽藍「スクワーバ見樹院」が2010年12月に完成しました。


お話をしながら2時間程度で完成。

手間のかかる料理なので、お客さんを心を込めておもてなしするときなどに作られる家庭料理「チュータギ」です。
独特の形のすいとんは、筒状になった部分にスープがよく通って味が絡むようになっているそう。
参加者の声では「山梨のほうとうに似ている」「想像以上にスパイシー!」「カレーみたいな見た目なのでご飯にかけてみたい」といった声が上がりました。大きな鍋2つ分の料理がすっかりなくなってしまいました。ごちそうさまです。
ラダックは夏の日中は日差しが強くて暑いですが、夜は冷え込むそう。また冬は―30度まで冷え込むことがある厳しい自然の中で人々は生活をしています。
バター茶やチュータギでお客さんをおもてなしし、体を温めて過ごす。そんなラダックの光景を想像できるような一皿でした。