ラジオ「Honda Smile Mission」(TOKYO FM)で「世界の喜ぶおじちゃん展」を紹介していただきました(2019/12/4) | 織田博子(オダヒロコ)ポートフォリオ oda Hiroko portfolios

ラジオ「Honda Smile Mission」(TOKYO FM)で「世界の喜ぶおじちゃん展」を紹介していただきました(2019/12/4)

TOKYO FMの番組「Honda Smile Mission」さんで、「世界の喜ぶおじちゃん」展を紹介していただきました。

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以下、ラジオの内容の抜粋です。

「食を旅するイラストレーター・マンガ家をリサーチせよ」

東京豊島区在住の織田博子さん。
「女一匹シルクロードの旅」や「北欧!自由気ままに子連れ旅」などのマンガを出版する一方で、
世界のおじちゃん・おばちゃんや、家庭料理のイラストを描いています。

きょうのリサーチは、織田さんの新作のイラストが展示されている駒込の「レトロフィッシュカフェ」に向かってもらいました。

ゆっぴー(太田唯さん)― 織田博子さん、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―ウッド調のすてきなカフェに、壁に織田さんの絵が飾られています。
私が一番最初に目に留まったのが「カザフスタンのおじちゃん」なんですが…。

カザフスタンの子どもは、5歳くらいで乗馬を始めるって言うのを聞いて。

ーえっ!早い!

カザフスタンのおじちゃんが喜ぶシチュエーションと言ったら、孫の成長を見守って、静かに喜ぶんじゃないかな、と思って描いた絵です。

ーなるほど。こっちの絵は、ドイツのおじちゃん。これ、大好き!

これはドイツに行ったときに、こんなおじちゃんがいっぱいいて。ビールっ腹の。
ベルトだと苦しいから、サスペンダーなんですよね、この衣装。
そういう嬉しそうな顔を描いています。

「喜ぶ」といってもいろんなシチュエーションがあって、はしゃぐような喜びもあるし、静かに友と語り合うような喜びもあるし。
いろんな喜びが世界にはあるんじゃないかなと思って、おじちゃんの姿を借りて、描きました。

ーなにで描かれているんですか?

基本的には筆ペン一本で。
photoshopで色を塗っていますが、いろんな国を旅して、その国特有の色があるんじゃないかなと思っています。
ドイツとカザフスタンでは、同じ緑でも違うのではないかなと。
色を何色か重ねて描いています。

ーその色も、パソコンのペタッとした感じの色じゃなくて、色むらがある感じにしてますね。

そうですね。手触りのある感じの絵が好きです。

ーカラフルな、「版画」という表現がとてもしっくりきます。

レトロフィッシュカフェ店内で

塚地武雅さん(ドランクドラゴン)

マンガの方は、かわいらしいタッチなんですけど
イラストの方は、細かく丁寧な、写真を絵にしたようなイラスト。
食文化や、衣装や風土といった、その国の文化がわかります。

なによりこのおじちゃんの笑顔とか、たたずまいがとても雰囲気があります。

小さい頃からイラストを描いていた織田さん。
一度は一般企業に就職しますが、退職して夢だった「ユーラシア大陸一周半の旅」へ。

その時の体験をマンガにすることを勧められ、その後自身の経験をもとにマンガを出版。

織田さんのテーマは「食」と「旅」と「おじちゃん」「おばちゃん」。

旅に行く前に、「世界の料理を食べる会」というのを毎月開催していたんですけど、
その時に、いろんな国や職業の人が来てくれて、「食って面白いテーマだな」と感じました。

旅の中で「外国の家庭料理を、その国で、その国の人とともに作って食べる」という体験をして、
さらに面白いなと。

たとえば、ウズベキスタンでプロフ(羊肉炊き込みご飯)の作り方を教えてもらったとき。
教えてくれたおばちゃんは、現地の言葉でしゃべっているので、ぜんぜん言っていることはわからないはずなんだけど
一緒に料理をして、食べるという経験をすることで、なぜか
彼女の言っていることが分かってくるんです。

ーへ~!

日記に書いてあるんですよ「おばちゃんがこういった」とか。
身振り手振りとか、表情とか、気持ちがすごく伝わってくるんです。

私は、インドやバングラデシュなどの国を旅している中で
「そんな国に行って、怖い思いをしなかったの?」と聞かれるんですが、
私自身はすごく素敵な人に会い、素敵な経験をしたよ!ってことを
マンガや「世界のおじちゃん」という絵を通して描いていきたいなと。

ー確かに食文化というのは、その国の特徴がよく表れている感じがします。

そうですね、料理というのはすごく文化的なことが集まっていると、旅を通じて感じました。

ー今日はなんだか、ほっこりしました。ありがとうございました。

ありがとうございました。

ー世界中の幸せポートフォリオが、「世界の喜ぶおじちゃん」なんですね。スマイル・ゆっぴー!

レトロフィッシュカフェでの織田さんの個展は、終了しています。

ご協力ありがとうございました。

国の文化も知れるし、いや~より多くの絵を見てみたいと思いますね。

そして織田さんは、ゆっぴーのイラストも描いてくれました。
Honda Smile Missionのサイトにアップしておきますね。
送信して、ボスに報告!

そして、ゆっぴーブログも見てみてくださいね。

ボス、織田さんのような素敵なイラストを描ける人、うらやましいですね。

まだ、日本人のおじちゃんがないようですので、僕なんかどうでしょうか。
スマイル・つかっちー!

世界を旅して出会った、その国で年を重ねたおじちゃん達。生き様が年月とともに刻まれたおじちゃん達はとても魅力的です。

織田博子は2013年から「世界のおじちゃん」シリーズを描き始め、2023年には10年を迎えます。

各国の魅力的なおじちゃんの絵をお楽しみください。

ワールドカップ優勝に祝杯をあげるハインツ(ドイツ)2013年作

オクトーバーフェストは600万人が訪れ、600万リットルのビールが消費される世界最大のビール祭り。今年は優勝の美酒に酔ったことだろう。

鷹匠のラハト(カザフスタン)2013年

果てしなく続く荒野に馬を駆り、鷹で狩りをするカザフ族。その目は空の色を映している。

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instagram「世界のおじちゃん」

メディア掲載

世界を旅したイラストレーターの10年分の画業、80枚を掲載した「世界のおじちゃん画集」が発売。魅力あるおじちゃん達を通じて、各国の魅力を伝える