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トイレアートプロジェクトに図案を提供しました
東京都・豊島区の推進する「トイレアートプロジェクト」の一環として、椎名町駅「長崎二丁目第二児童遊園」のトイレに図案を提供しました。
駅前から続く商店街がこの街の印象だったため、商店街の人びとのスケッチを11月頃から行いました。
スケッチ
お店がお休みだったにもかかわらず、快く引き受けてくださった床屋さんのおじさんは
仕事着に着替え、びしっと決めた格好でかっこよく装ってくださいました。
浅草で修業し、30歳の時に椎名町で独立・開業したという人形焼屋さんのおじいちゃん。
お店の人形焼きにそっくりな笑顔が素敵でした。
日本に5人しかいないという、中南米の国・セントルチア出身の英語教師の方。
世界中をめぐり、世界のお菓子を研究してきた方。
モデルとなった方々
一人一人のお話を聞きながら、私が描いているのは「人々の似顔絵」ではなく「街の歴史」なのだと感じました。
ワークショップでの制作過程
トイレアートプロジェクトとは
豊島区が推進するトイレの建て替え・改修プロジェクトの一環で、アーティストや街の子どもたちとコラボしてトイレを美しく彩る試み。
メディア紹介
としまScopeで紹介されました(2019/5/13)!
商店街の中にある「長崎二丁目第2児童遊園」。人々の生活を支える、飲食店や八百屋などの人々をいきいきと描いたのは、「としまぐらし会議」にも参加し「池ブルックリンプロジェクト」でも活動中の織田博子さん。実際に、まちの歴史を作ってきた商店街の人々ににお話を聞きながら、スケッチをしてイメージを固めていったそう。ワークショップでは、子どもたちに空やまち並みを描いてもらい、地域の人と一緒につくりあげた「まちの人に愛されるトイレ」が完成!