【イベントレポート】2024/9/15 「世界家庭料理の旅 ウクライナのマーチャのおばあちゃんのチェリーヴァレニキ【マンガ家:蔵本千夜先生のトーク付き】」を開催しました | 織田博子(オダヒロコ)ポートフォリオ oda Hiroko portfolios

【イベントレポート】2024/9/15 「世界家庭料理の旅 ウクライナのマーチャのおばあちゃんのチェリーヴァレニキ【マンガ家:蔵本千夜先生のトーク付き】」を開催しました

イベントレポート

蔵本先生をおまねきしてのトークイベントの前に、ヴァレニキの生地を仕込みました。

生地を休ませている間にトークイベント。

参加者さんに、このイベントの元となった作品「Battle scar マーチャ」のあらすじを話します。

ウクライナに住む6歳くらいの男の子、マーチャはおばあちゃんのヴァレニキが大好き。ヴァレニキを作って食べ、家族で過ごす時間がずっと続くと思っていた。しかし、戦争の足音が近づき、窓が割れ、お父さんが徴兵され、家が壊され、ヴァレニキを作ることが叶わなくなってくる。

あらすじを話すだけで胸がつまりました。

マーチャのような子ども達が、ヴァレニキを作る楽しい時間をもてる世界を祈り、このイベントを企画しました。

家庭料理を作品の中に描く理由

蔵本先生の話でもっとも興味深かったのは、「戦争は共感を得にくい。遠い世界の話に感じてしまう。料理の話を描くことで、身近に感じられると思った。取材を行った人に、『家庭料理といえば何?』と聞いたら、『おばあちゃんのチェリーヴァレニキ』と話していて、それいいなと思った」というお話。

私がこの作品が好きな一番の理由は、おばあちゃんのヴァレニキを作るという記憶が、料理は違えどどの国の人も共感できる記憶であるということでした。

物語の力

蔵本先生は「名もなき人の悲しみを描くことで、戦争の悲惨さを伝えたかった」ともおっしゃっていました。この作品には作者の主張は直接は描かれていません。でも、この作品を読んだ人は、作者の主張を強く感じとります。物語には人々の心を動かし、人生を変える力があると思いました。

私と蔵本先生

調理再開

ヴァレニキを作っていきます。

小麦粉を練り、コップで型を抜きます。食卓をそのまま作業台にするやり方や、コップで型を抜くのはロシア語圏でよくみられるやり方ですが、参加者さんには「この使い方は意外でした」と言う方もいらっしゃいました。

チェリーが季節的に手に入らなかったので、ブドウを包んで砂糖を入れ、包んでいきます。

包んだのちは茹でて、茹で上がったら取り出して食べます。ソースははちみつ、砂糖、サワークリームを用意しました。

一人当たり6個ずつできましたが、皆さん召し上がっていただけました。

ぶどうのヴァレニキは格別に美味しかったです。

イベント概要

※このイベントは料理を作って楽しむイベントであり、政治的主張はありません。
趣旨にご同意いただける方のご参加をお待ちしております。

こんにちは!「世界家庭料理の旅」と題して世界の食卓を訪れ、マンガを描くことをライフワークとしている
マンガ家の織田博子と申します。

今回は番外編として、マンガに登場したウクライナの家庭料理を作るイベントです。
蔵本千夜先生のマンガ「Battle Scar」子供の目から見たウクライナ戦争の話(第70回ジャンプ新世界漫画賞最終候補)に大変感銘を受け、マンガの伝える力、物語の力を感じ、このイベントを企画しました。

開催概要

2024年9月15日日曜日 18:30
会場: としま区民センター 豊島区東池袋1丁目20−10
参加費:3500円

詳細・お申し込みはこちら

今までのイベントでいただいた感想

2024/6/9ロシアのピロシキ

大人気のイベントだったので、再び開催しました!今回も、それぞれの班のギョーザをおしゃべりしながら作る楽しい会でした。

「どのギョーザがおいしかったですか?」と聞くと、見事にばらばら。どのギョーザもそれぞれおいしいと思っていただけて、とても嬉しいです。

「インドのサモサにつけるミントチャツネと、ロシアのペリメニにつけるサワークリームを合わせるとおいしい」という意見がおもしろかったです。国も地域も超えて、おいしいものが出会う瞬間でした。

2024/6/9世界のギョーザ


料理イベント「世界家庭料理の旅 朝ピロシキ」を開催しました。

少人数だったので、まるで家でパーティをするみたいに和気あいあいとした会になりました。

焼き上がったピロシキはやっぱりおいしかった~!また定期的にやりたいと思います!

ピロシキが焼けるのを楽しみに待つ少年

サモサを揚げた参加者の方からお写真をいただきました!

yurikaさんのイベントレポートで参加のイメージがわきます

〈参加レポート〉マンガ家「織田博子」さんによる『朝ピロシキの会』

世界のギョーザ

世界の家庭料理~バングラデシュの家庭料理(魚カレー)とスイーツ~(2024/3/17)

美味しすぎて親子でおなかがはちきれそうに!

カレーの作り方が分かったので、ほかの人にも作ってあげようと思います。

赤羽のお店の情報や、駒込のお店のことなど、地元で食材を買う際に役立つ情報もよかったです

簡単にできるのに、すごくおいしくまた作りたいと思いました。普段知ることのないメニューなので楽しかったです。

めっっっっっっっっっっちゃくちゃよかった

西インドのベジタブルカレーとミルキーなスイーツ(2024/3/10)

外国の家庭料理を知れる貴重な機会ですし、レシピも手軽で美味しく楽しいイベントでした♪

フランスのケークサレ おかわり(2024/3/10)

マリアおばあちゃんのりんごケーキ(2024/2/18)

Hさんが家で作ってくださったそうです✨

分かりやすく教えて頂き、とっても美味しく作れて大満足でした!ありがとうございました!

わかりやすいのとレベルも優しい。あと雰囲気が温かいです。

ホールのケーキを作る機会がなかなかないので、良い経験になりました。また参加したいです。

焼き時間にスウェーデンのお話を聞けたのが良かったです。今度写真を見せてほしいです!
帰宅後、りんごのケーキをリベイクして食べたら家族も喜んでくれました。ありがとうございました!

バングラデシュの魚カレー、マーチェリジョルとベンガル・スイーツ(2024/2/18)

Hさんが家で作ってくださいました!タラを使われておいしくできたそうです✨

バングラディッシュのカレーなんて、とても敷居が高いと思っていたけど本当に簡単で美味しくできました。皆さんとの共同作業もとても楽しかったです。

なかなか自分では作れない料理を作れて楽しかったです!

最近、 またまた 漫画家の織田博子さんの開催するお料理教室で また一つ!レシピを覚えてきました❤️ やったーー! スウェーデンのお菓子🍪fika というもので 私のドライフルーツにも 使えるな❤️と 喜びました♪
引用:「#こだわって買ったインテリア #世界中から集めた物#世界家庭料理の旅レシピ」artist-rikoのブログ

ミャンマー料理ポンイェージのワークショップにご参加いただいたY様より、お写真をいただきました

世界のおじちゃんポストカードを1枚プレゼント

ミャンマー料理ポンイェージのワークショップにご参加いただいたH様より、家で作ったポンイェージのお写真をいただきました

フランス料理のケークサレのワークショップにご参加いただいたH様より、家で作ったケークサレのお写真をいただきました

クッキーで材料をこねるところから始めてちょうど良い時間でした。焼いている時間におしゃべりできるのも良かったです。

ミャンマー料理は今まで関心がありませんでしたが、今回作ったポンイェージとお茶の葉サラダはとてもおいしかったです。これを機に他のミャンマー料理も食べたいと思いました。
ミャンマー語が書かれた材料が使われていて、本格的だと感じました。

〈参加レポート〉マンガ家「織田博子」さんによる『朝ピロシキの会』(yurika_works様)

待っている間は、テーブルが同じになったメンバーと雑談しつつ、交流をすることができました!みなさんそれぞれ料理教室への参加動機も異なっていて、とても面白かったです。織田さんの料理教室のリピーターの方もいらっしゃいました。やはり海外に興味がある方や、世界の料理が好きな方が多い印象でした。

織田さんが生地作り、フィリング作りをしてきてくれたので、やることはグルテンでモチモチになるようにこねて、伸ばして、餃子の要領でフィリングを包む。おしゃべりしながらの作業は楽しくて、悠久ユーラシアの女性たちは井戸端で車座になって女子会しながら、ピロシキや餃子や肉まん(小麦粉で作った皮にフィリングを入れる料理=マントウ、マンドゥ、饅頭etc.はすべてユーラシア発祥)を作っていたんだろうと想像するのも楽しい。

織田さんが予めご準備してくださった小麦粉を練り込んで、リンゴやバナナ、キノコなどの具を包み込み、オーブンで焼くこと約10分でピロシキが完成‼️
焼き立てをすぐに実食。フワフワの生地にパリッとした食感があいまって凄く美味しく出来上がりました😊
ピロシキを練っている間にも、ロシア文化や料理に関する多文化カルチャートークをワイワイと受講生同士で和気あいあいと話しながら楽しく参加できました。
他にも、スウェーデンのシナモンロールやウズベキスタンの羊肉ピラフ料理などを作る講座も開催されるそうです。異文化も学べて美味しいものも食べられる素敵な会だと思うので、ご興味あればぜひ〜✨

質問

Q.作っておいて冷凍することはできますか。

A.焼いたものを冷凍することもできます。

私のおすすめは、成形終了した生地を発酵させたのちに冷凍。

朝起きたらオーブンを190度に予熱し、予熱の段階で生地を焼き始めて、予熱完了してから14分で焼き上がります。

この方法だと忙しい朝に焼きたてのシナモンロールを食べられて幸せです。

次回のイベントの予定はこちらでご確認ください。