目次
- 1 まんがるゥのこれも学習マンガだ! NAVI
- 1.1 vol.14 「フイチンさん」(上田とし子)
- 1.2 vol.13 「ベルサイユのばら」(池田理代子)
- 1.3 vol.12 「バンド・デシネ 異邦人」(ジャック・フェランデス)
- 1.4 vol.11 「昭和元禄落語心中」(雲田はるこ)
- 1.5 vol.10 「ナニワ金融道」(青木雄二)
- 1.6 vol.9 「ツレがうつになりまして。」(細川貂々)
- 1.7 vol.8 「凍りの掌」(おざわゆき)
- 1.8 vol.7 「ブッダ」(手塚治虫)
- 1.9 vol.6 「サトコとナダ」(ユペチカ)
- 1.10 vol.5 「ミノタウロスの皿」(藤子・F・不二雄)
- 1.11 vol.4 「岳」(石塚真一)
- 1.12 vol.3 「チェーザレ 破壊の創造者」(惣領冬実)
- 1.13 vol.2 「寄生獣」(岩明均)
- 1.14 vol.1 「ヴィンランド・サガ」(雪村誠)
1周年記念!暑いので、アルジェリアの太陽にじりじり焼かれるようなマンガをチョイスしました。
フランス文学は全く分からず、バンド・デシネもあまり詳しくないので、この連載で読んでみようと思いました。
主人公はつかみどころのない性格で、お母さんの死に触れたのちに元カノといちゃいちゃしたと思ったらゴロツキと仲良くしてみたり近所のおじいさんの話を聞いたり…よくわからないうちに殺人を犯します。
この不条理さが「異邦人」の特徴なのだそうですが、私は終始「フランス映画っぽいなあ」と思いながら読んでいました。昔、大学で映画史を取った際に見ていたヌーヴェル・ヴァーグの映画の「勝手にしやがれ」でも主人公の行動についていけずに混乱したものでした。何十本もフランス映画を見て、「フランス映画ってこういう、ふわふわととらえどころがないところがいいな」と思いました。
小説だとパリの風景をつい想像してしまうけど、舞台はアルジェリア。このバンド・デシネではアルジェリア出身の作家が描いているので、立ち上る香りや強い日差しが見事に描かれています。この作品では、主人公の行動は太陽のせいもあるのかも、と思わせてくれる作画でした。
まんがるゥのこれも学習マンガだ! NAVI
「学習目的」で制作されたわけではないけれど、読んでいくと自然に知識が身につくマンガを紹介していきます。
vol.14 「フイチンさん」(上田とし子)
vol.13 「ベルサイユのばら」(池田理代子)
vol.12 「バンド・デシネ 異邦人」(ジャック・フェランデス)
vol.11 「昭和元禄落語心中」(雲田はるこ)
vol.10 「ナニワ金融道」(青木雄二)
vol.9 「ツレがうつになりまして。」(細川貂々)
vol.8 「凍りの掌」(おざわゆき)
vol.7 「ブッダ」(手塚治虫)
vol.6 「サトコとナダ」(ユペチカ)
vol.5 「ミノタウロスの皿」(藤子・F・不二雄)
vol.4 「岳」(石塚真一)
vol.3 「チェーザレ 破壊の創造者」(惣領冬実)
vol.2 「寄生獣」(岩明均)
vol.1 「ヴィンランド・サガ」(雪村誠)

